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配線保護や結束に欠かせない熱収縮チューブですが、近年では大口径(Φ30mm以上)の製品のニーズが高まっています。特に、太径ケーブル・配管・コネクタ付きハーネスの処理など、大型構造物を扱う現場では大口径タイプが重宝されています。
今回は、大口径の熱収縮チューブに焦点をあて、その特長や選定時の注意点を解説します。
一般的な熱収縮チューブはΦ1~20mm程度が主流ですが、大口径品ではΦ30mm~最大Φ400mm程度まで対応可能なものも存在します。
束ねられたケーブル群や太径ホース、パイプなどにも一括で施工できます。
大口径であっても、2:1~4:1の収縮比に対応した製品が多く、幅広いサイズの対象物に追従可能です。
特に途中に段差(コネクタや端子など)がある場合でもフィットしやすいのが特長です。
材質にもよりますが、多くはポリオレフィン系を使用しており、絶縁性・耐摩耗性・耐候性に優れます。
また、厚肉タイプや難燃グレードを選べば、屋外用途や重機周辺でも安心して使用可能です。
電力ケーブルの分岐部保護
配電盤の主幹ケーブル処理やバスバー被覆
太径ホースや配管の保護・識別
工場内の大型機器の端末処理
チェック項目 | 内容 |
---|---|
対象物の最大外径 | 熱収縮チューブの収縮前内径より十分余裕のあるサイズを選ぶこと。 |
収縮比 | 収縮後にどこまでフィットさせたいかによって選ぶ(例:3:1や4:1)。 |
使用環境 | 屋外・高温・耐油・難燃が必要かどうかで材質を選定(例:耐候グレードなど)。 |
最小収縮径 | 収縮後に対象物にぴったり沿うかを確認。厚みの分も考慮が必要。 |
収縮温度・方法 | 加熱方式(ヒートガン、トーチ等)に応じた収縮温度か確認。 |
当社では、Φ30~Φ400mmまで対応可能な大口径熱収縮チューブを取り扱っております。
国産品質にこだわったOEM対応も可能で、小ロット・特注カット・印字対応などにも柔軟に対応しています。
「どのサイズを選べばよいかわからない」
「屋外向けで厚みを持たせたい」
「難燃性が必要だけど柔軟性も欲しい」
といったご相談も、専門スタッフが最適なご提案をいたします。
大口径の熱収縮チューブは、従来のチューブでは対応できない太径部位の保護・絶縁に最適です。
正しいサイズ・材質の選定をすることで、施工性・信頼性ともに高い配線処理が可能になります。
大口径の熱収縮チューブに関するご質問・サンプル請求は、お気軽にお問い合わせフォームからどうぞ。