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「伸縮チューブ」と検索すると「熱収縮チューブ」の情報が多く表示されますが、この2つは全く異なる製品です。伸縮チューブはPET素材を編み込んだ構造で、熱を加えなくても伸び縮みし、配線を後から通すことができます。本記事では両者の違いと、伸縮チューブが選ばれる理由・用途を解説します。
名前は似ていますが、素材・構造・使い方が根本的に異なります。
| 伸縮チューブ(編組チューブ) | 熱収縮チューブ | |
|---|---|---|
| 素材 | PET(ポリエチレンテレフタレート) | ポリオレフィン・PVCなど |
| 構造 | 糸を編み込んだメッシュ構造 | 押し出し成形の筒状 |
| 収縮・伸縮の仕組み | 常温で伸縮(熱不要) | 加熱により収縮(熱必要) |
| 後入れ | 可能(端から押し込むだけ) | 基本的に不可 |
| 密閉性・防水性 | 低い(メッシュのため隙間あり) | 高い(収縮後に密着) |
| 耐久性・耐摩耗性 | 高い(PET繊維の強度) | 素材による |
| 難燃性 | UL規格品あり | UL規格品あり |
| 主な用途 | 配線保護・ハーネス束ね・屋外 | 端末処理・絶縁・防水 |
使い分けの基本:端末の防水・絶縁が目的なら熱収縮チューブ、配線の保護・束ね・後入れが目的なら伸縮チューブが適しています。
伸縮チューブ(PET編組チューブ)がPVCや他の保護材より過酷な環境で選ばれる理由があります。
PVCチューブと比べて軽く、柔軟性が高いため曲げやすく、複雑な配線経路にも追従します。ハーネスへの後付け施工が容易です。
PET繊維の引張強度はPVCを上回ります。振動・摩擦が多い機械内部や車両配線でも長期間使用に耐えます。
UV劣化に強く、屋外設置の機器や太陽光発電設備の配線保護にも採用されています。
PVC被覆ケーブルに対して滑りやすい性質があるため、チューブへの配線の挿入・引き出しが容易です。既設配線への後付けに特に有利です。
UL規格対応品を選べば、難燃基準が求められる電気機器内部の配線にも使用できます。
| 用途・環境 | なぜ伸縮チューブが選ばれるか |
|---|---|
| 車載ハーネス | 振動・摩擦に強い・後入れ可能・軽量 |
| 産業機械の配線束ね | 耐久性・メンテナンス時の着脱が容易 |
| 屋外設置機器 | 耐候性・UV耐性があるため長期安定 |
| コネクタ付きハーネスの保護 | コネクタを取り外さずに後から通せる |
| カラー識別が必要な配線 | 全9色カラー展開で配線を色分け管理 |
| 高温環境・難燃が必要な場所 | UL規格品で安全基準をクリア |
伸縮チューブは同じPET編組でも、用途に合わせた種類があります。以下4つのポイントで選んでください。
コネクタや端子を取り付けた後に通したい場合は、スリット入り・マジックテープ式の後入れ対応タイプを選びます。通常の筒型では端から通す必要があります。
配線の識別・管理が必要な場合はカラー9色展開品(FLC)が対応します。黒・白・赤・青・黄・緑・グレー・オレンジ・ナチュラルから選択可能です。
振動・摩擦が多い環境では耐摩耗性タイプ・ほつれにくいタイプを選びます。端末処理が不要なタイプは施工工数を削減できます。
電気機器内部や難燃基準が求められる環境ではUL規格対応品(FLシリーズ)を選びます。
UL規格品を中心に、カラー・後入れ・耐摩耗など用途別の製品を展開しています。
UL規格取得の標準PET編組チューブ。難燃性・耐久性・耐候性を兼ね備えた定番品。
黒・白・赤・青・黄・緑・グレー・オレンジ・ナチュラルの9色を標準在庫。配線の識別・色分け管理に。
コネクタや端子が取り付け済みのケーブルにも後から取り付け可能。スリット入り・マジックテープ式タイプ。
PET編組構造で常温伸縮。コネクタを取り外さずに施工できる
PVCより過酷な環境で使える。UL規格品あり
用途に合わせた豊富なラインナップ。小ロット在庫品対応
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サイズ・カラー・後入れ対応など、用途に合わせた製品をご提案します。