chemSHERPAについて

chemSHERPAは下記よりお問い合わせください。

*頂いたお問い合わせのご連絡先に資料を送付させていただきます。

*以下、chemSHERPAに関する解説記事になります。


chemSHERPAとは?

~サプライチェーン全体で使える化学物質情報伝達ツール~


■ 結論

chemSHERPA(ケムシェルパ)は、製品に含まれる化学物質の情報を、正確かつ効率的に伝達・管理するための国際標準ツールです。

製造業を中心に、原材料から最終製品まで、サプライチェーン全体で化学物質情報を共有するために利用されています。


■ なぜchemSHERPAが必要なのか?

化学物質に関する規制(RoHS、REACH、TSCAなど)は年々厳しくなっています。
製品を販売する上では、**「どの化学物質がどのくらい含まれているか」**を正確に把握し、関係先と共有することが欠かせません。

従来は企業ごとに異なるフォーマットでやりとりされていたため、

  • 情報の見落とし

  • 転記ミス

  • 作成やチェック

が多く非効率でした、これを解決するのが chemSHERPA です。


■ chemSHERPAの特徴

特徴 説明
共通フォーマット 世界中の企業が同じ様式で化学物質情報をやり取りできます。
国際的な規制に対応 RoHS、REACHなど主要な法規制に準拠。常に最新のリストに更新されています。
サプライチェーン全体で活用可能 素材メーカーから最終製品メーカーまで、業種・業界を問わず導入されています。
ツールが無料で提供 経済産業省が支援。公式サイトから誰でもツールをダウンロード可能。
項目の自動チェック機能 入力ミスや記載漏れも自動で検出でき、効率よく正確な情報管理が可能。

■ chemSHERPAで作成される主なデータ

chemSHERPAには、製品の種類に応じたデータ形式があります。

  • chemSHERPA-AI(Article Information)
     製品(部品・部材)の情報伝達に使用されます。

  • chemSHERPA-CI(Chemical Information)
     化学品(材料や混合物)の情報伝達に使用されます。

どちらも、成分の含有率や規制対象物質の有無などを記載します。


■ chemSHERPAを導入するメリット

  • 取引先との情報のやり取りがスムーズに!
     共通フォーマットなので、余分な確認作業が減ります。

  • 法規制への対応がしやすくなる!
     最新の規制リストが自動反映されるため、漏れなく対応可能です。

  • 顧客からの信頼獲得につながる!
     透明性のある化学物質管理体制を示すことで、企業評価が向上します。


■ まとめ

  • chemSHERPAは、製品含有化学物質の情報伝達を効率化・標準化するためのツールです。

  • 世界中のサプライチェーンで導入されており、規制対応・信頼確保・業務効率化を実現します。

  • これからの製造業には不可欠な存在です。


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