黄色緑(アース配色)の熱収縮チューブとは

Technical · Heat Shrink Tube · Earth Identification

黄色緑の熱収縮チューブとは?
種類・規格比率・用途と活用事例

結論:IEC規格でアース線(接地線)は「黄緑ストライプ」識別が義務づけられており、後付けで対応できる熱収縮チューブが有効です

アース線 IEC 60445 / CEマーキング アース線識別色として規定 黄(Yellow) 緑(Green) 各色 30% 以上 — 推奨 50:50 主な使用場面 制御盤の改造・補修 海外装置のCE準拠対策 建機・車両ハーネス 設備の安全表示強化 黄緑ストライプ — IEC 60445 / CE準拠のアース線識別熱収縮チューブ

黄色と緑のストライプ模様が特徴の熱収縮チューブは、アース線(接地線)識別用として広く使用されている絶縁保護材です。CEマーキングやIEC(国際電気標準会議)などの国際規格でも、アース線は「黄緑ストライプ」と定められており、この色識別を後付けできる手段として熱収縮チューブは非常に有効です。

黄色緑の配色比率と規格の関係

IEC 60445 / CEマーキングでの配色指定

アース線(PE:Protective Earth)は「green/yellow(緑/黄ストライプ)」で識別することが規定されています。電気機器の安全性確保において、アース線の明確な識別は重要な要件です。



黄(Yellow)— 最低30%以上 緑(Green)— 最低30%以上

規格の要件:黄または緑いずれか一方の割合が30%未満になってはならない。推奨比率はおおよそ50:50前後の均等配色。

製造方法と品質の違い

黄色と緑のストライプは、以下のような工程で形成されます。製造方式によって品質・コスト・耐久性に差があります。

1
Method 01 · 推奨

同時押出(2色同時成形)推奨

黄と緑の樹脂を同時に押し出して成形する方式。色ズレが少なく、高精度な仕上がりが得られます。コストはやや高くなりますが、品質を重視する場合に最適な製法です。

当社のアース識別用熱収縮チューブは、この同時押出方式で製造しています。

2
Method 02

印刷方式低コスト

ベースのチューブ(片方の色)に、もう一方の色を印刷する方式。ズレやかすれが発生しやすいですが、製造コストは抑えられます。長期使用では印刷の剥がれに注意が必要です。

3
Method 03

ラミネート層方式層剥がれに注意

2色のフィルムを重ねて形成する方式。製造は比較的容易ですが、層間の剥がれリスクがあり、過酷な環境下での長期使用には注意が必要です。

実際の使用シーン

使用場面 活用例・目的
制御盤の改造・補修 既存配線に後付けでアース識別チューブを追加し、識別対応をスムーズに実施
海外向け装置の
CE準拠対策
通常の電線を識別色化し、IEC 60445 / CEマーキング対応を迅速に実現
建機・車両ハーネス 耐振動・耐候性と同時に視認性も確保。過酷な現場での安全識別に貢献
設備の安全表示強化 黄色緑のストライプで安全意識を高め、誤接続や感電事故を未然に防ぐ

デンカエレクトロンのアース識別用熱収縮チューブ

当社が提供する「アース識別用熱収縮チューブ」は、品質・施工性・安全性のすべてに優れた製品です。

IEC規格準拠の黄色緑ストライプ(高精度同時押出成形

耐熱・難燃・柔軟性に優れた素材設計

細径から大口径まで幅広く展開

小ロット・短納期にも対応可

Product

アース識別用熱収縮チューブ(黄緑ストライプ)一覧を見る

Summary · まとめ

規格・用途

IEC 60445 / CEマーキングでアース線識別色として規定。後付け施工が可能

配色比率

黄・緑いずれも30%以上が必須。推奨は50:50の均等配色

製造方式

同時押出(2色同時成形)が最高品質。当社製品はこの方式を採用

当社製品の特長

IEC準拠・耐熱難燃・細径〜大口径展開・小ロット短納期対応

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