透明熱収縮チューブの種類と用途

透明の熱収縮チューブには様々な種類があるのをご存知でしょうか。

結論:透明度、耐熱製、防水性等の目的に応じてお選び頂けます。

 透明の熱収縮チューブは様々な用途で使用されております。

本記事では、透明の熱収縮チューブの種類と用途をご紹介します。

 

はんだ付けの状態を確認したい場合

電線加工や電子部品の加工において、はんだ付けは非常に重要な作業となります。

そのはんだ付けの状況を確認するために、透明の熱収縮チューブが使用されます。

また、はんだ付け以外にも機構部品の腐蝕防止、接続箇所の固定、表示や銘板の固定等、中身を確認する必要があるケースで使用されています。

このような用途でのおすすめはTHTチューブになります。

THTチューブは

①サイズが豊富

1φ~100φまでサイズがあります。

 

②カット加工も可能

ハサミでカット出来ますし、指定長さにカットした状態での納入も可能です。

*THTカットサービスはこちら

 

防水性が必要な場合

屋外の配線の保護に使用される場合、透明性に加え、防水性も求められます。

特に連続的に屋外に露出する機器について、接続部分の防水性の担保と、点検時の視認性が求められます。

透明かつ防水性のあるチューブを採用することで、チューブを外すことなくケーブルの状態を確認することが出来ます。

*建設車両、太陽光発電機器、監視カメラ等

 このような用途でのおすすめはCCNチューブになります。

CCNチューブは

①粘着剤が塗布されているので、水の侵入を防ぎます。

 

チューブを収縮させる際に、チューブ内側の粘着剤が溶け、被覆物体と

チューブの隙間を埋める役割を果たします。

 

②定尺50m~で、歩留まりロスを削減します。

当社の熱収縮チューブは50m1巻になっており、他社品の3mや5m品に比べ

加工時の歩留まりが向上します。

また弊社でも1m~カット加工も承れますので、長さを自由にお選び頂けます。

 

耐熱性が必要な場合

 

周辺環境が高温になるケースでも被覆箇所の状態確認が必要なケースがあります。

温度センサーのケーブルでは、センサーの根元の保護や接続箇所にて、高い耐熱性が求められます。

このような用途でのおすすめはHC150チューブになります。

HC150チューブは

①PVDF製のため透明度が高いです

収縮後の厚みも0.2㎜程度になり、透明度が高い製品になります。

 

②耐熱性だけでなくタカイ耐摩耗性があります。

半硬質のPVDFはポリオレフィンに比べ、耐久性が高く、

機械振動や摩擦にも耐久します。

 

 まとめ

常温環境で使用する場合、THTチューブ

屋外での使用は、CCNチューブ

産業機械、ヒーター等の高温環境下ではHC150チューブ

をぜひ、お選びください。

より、詳しい選定についてはぜひ、当社にお問い合わせください。

 

お問い合わせはこちら

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