シールドチューブのはんだ付けはどのように作業されていますか。
結論:銅箔・錫メッキタイプであれば、チューブ表面に直接、はんだ付けが出来ます。
ケーブルのノイズ対策として使用されるシールドチューブですが、その効果の最大化のためには、アース線の取り付け接地が重要となります。
以下にシールドチューブのはんだ付け方法を3つ解説します。
はんだづけ方法
平編み線へのはんだ付け
一般的なアルミシールドチューブでは、アルミ箔部分にはんだ付けが行えないため、縫い込まれた平編みのメッキ銅線部分にはんだ付けを行います。
はんだ付けが行える箇所が限定されております。
ステンレスバンドを使用したはんだ付け
シールドチューブをバナナの皮をむくように、外側に折り返し、その部分にステンレスバンドを巻き付けます。
その巻き付けたステンレスバンドにはんだ付けを実施します。
接地面積が多く、効果の上昇が期待できる一方で作業効率は低下します。
チューブ表面へのはんだ付け
銅箔・ステンレス・錫メッキのシールドチューブであればチューブの表面に直接はんだ付けが可能です。
弊社の銅箔シールドチューブ、銅編組チューブ、ステンレス編組チューブは全てチューブ表面にアース線のはんだ付けが出来ます。
銅箔シールドチューブ 銅編組チューブ ステンレス編組チューブ 編組チューブについては、網目状になっているためはんだ付けを行う際は隙間が無くなるようにチューブを伸ばすとはんだ付けが容易になります。
銅箔シールドチューブはチューブの銅箔部分はどの箇所でもはんだ付けが出来ます。
通常はチューブの端部にアースをはんだ付けして設置の距離を短くします。