もう迷わない、失敗しないシールドチューブの選び方

Technical · EMC · Shield Tube

ノイズ対策の決定版!
シールドチューブの選び方
〜ありがちな4つの失敗とその解決策〜

結論:導電性・隙間対策・柔軟性・小ロット対応の4点を押さえれば、シールドチューブ選定の失敗はなくなります
EMIノイズ 360° シールド 高導電性金属箔 全周覆い ノイズ遮断 シールドチューブ — 360°全周遮蔽でEMIノイズを根本解決。後付け施工対応

近年、EV・医療機器・産業用ロボットなど高精度・高密度な電子機器が増加する中で、電磁ノイズ(EMI)対策はますます重要になっています。ケーブルに後付けできるシールドチューブは簡便かつ効果的なソリューションですが、「思ったより効果が出なかった」という声も多く聞かれます。本記事ではありがちな失敗例と回避ポイントを解説します。

シールドチューブ選定でありがちな4つの失敗

1
Failure 01

最小ロットが大きすぎて在庫があふれる

「とりあえずノイズ対策で買ってみたけど使い切れない…」「専用サイズで大量発注 → 他用途に転用できず在庫化」
対策:小ロット対応・共通サイズ品を選ぶ
デンカエレクトロンでは必要数だけの切り売り・小ロット発注に対応。汎用性の高いサイズも豊富にラインナップしています。
2
Failure 02

ケーブルに対して隙間があり、ジャストフィットサイズがない

後入れ可能なタイプでも20φ〜のサイズしかなく、径が合わない。隙間があるとノイズが漏れてしまう。
対策:柔軟な構造・内層が隙間を埋める設計を選定
巻き付け式でも内層導電体が隙間を埋める構造のチューブを選べば、隙間ゼロの遮蔽性能が得られます。
3
Failure 03

作業者や巻き方によって性能がバラつく

巻き方次第で隙間が発生。試験時は効果があったのに、現場では遮蔽が足りない…という事例が多発。
対策:均一な遮蔽性能が保たれる設計を選ぶ
誰が巻いても導通性・接地性が均一に保たれる設計のチューブなら、安定したEMI対策が実現可能です。
4
Failure 04

硬くて狭いスペースでは使いにくい

金属箔が固くて曲がらず、ケーブルが浮いてしまう。「スペースに収まらない」「曲げにくい」という現場の声。
対策:柔軟性の高い材料・開閉型を選ぶ
デンカエレクトロンのシールドチューブは柔軟で狭所配線にも追従。後入れできる開閉型も多数ラインナップしています。

従来品にありがちな問題点のまとめ

問題点 内容
アルミ箔の
導電性が低い
薄く加工された箔は電気抵抗が高く、特に高周波ノイズへの遮蔽効果が不十分です。
端部の接地が
不完全
平編み線が「縫い込まれているだけ」であり、導通経路が限定的です。筒全体としてのシールド効果が弱まります。
構造に隙間が多い 平編み線を縫い付けた構造上、"隙間"ができやすく、実際にはノイズが漏れやすくなります。
導電性の
均一性が低い
全体に均一な導電性が得られず、シールドチューブ本来の役割を果たせていないケースもあります。

デンカエレクトロンが提案する「高性能シールドチューブ」

当社が取り扱うシールドチューブは、従来品の課題を解決する構造を採用しています。

高導電性金属箔を全面に採用

高純度の金属箔(銅)が全周を覆う構造で、360度方向のノイズを強力に遮蔽。数MHz〜GHz帯まで安定したシールド性能を発揮します。

確実な接地処理

平編み線の部分的な縫い込みではなく、任意の箇所から確実なGND接続が可能な構造です。

粘着剤不使用で超柔軟

内層が箔とPVCが一体となった構造で粘着剤不使用。柔らかく曲げやすく、狭所配線にも追従します。

小ロット・切り売り対応

試作・評価から量産まで、必要な量だけ発注可能。在庫リスクを最小化できます。

Summary · 失敗しない選定チェックポイント

遮蔽性能の根拠

材料・構造に裏付けがあるか。全周導電かどうかを確認

隙間対策

サイズが適切か。内層が隙間を埋める構造かどうか

作業性・柔軟性

狭所や現場でも扱いやすいか。開閉型・後入れ対応か

発注しやすさ

小ロット・切り売り・特注対応が可能かどうか

「ノイズが取り切れない…」「どのチューブが最適か分からない」そんなお悩みは、ぜひデンカエレクトロンの専門スタッフにご相談ください。

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ノイズの症状・ケーブルの径・使用環境をお知らせいただければ最適な製品をご提案します。

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